VITALITE

経営理念【生命力】

当社の経営理念は≪生命力≫の一語です。

 

人間は大きな意味で≪生かされている≫存在です。
私たち一人一人は、なぜ生まれ、なぜ、そして、いつ死んでゆくのか知りません。
自分の意志で生まれてきた人はいませんし、自分の意志で死んでゆく人もきわめて少数です。
確かなことは≪生命力≫が我々人間を生かし続けてくれているという厳粛な事実です。
現代でも未だよく理解できていない≪生命力≫は実に神秘的で不思議なパワーです。
この≪生命力≫に尽きぬ興味と畏(おそ)れを抱きながら、人々の健康のために奉仕してゆくこと、それが私たちの仕事です。

最先端の医療技術を追求し、病気の治療や診断の促進、病気の予防、あるいは救命救急医療に貢献する器材(いわゆる≪ハードウェア≫)提供等が仕事のバックボーンです。さまざまな先進医療器材の輸入専門商社として、さらに自社開発商品の製造にもいっそう力を入れています。
また、全国諸病院の手術室、集中治療室(ICU)関係については設計の初期から関わり、欧米の新しい情報をできるだけ正確かつ迅速にご提供したいと、諸外国に自らの情報ネットワークをグローバルに構築してお客様へのサービス向上に努力し続けています。

≪生命力≫が経営理念ですから、人間の<精神>や<心>の働きにも、大いに関心を持っています。
現代は従来にも増して、ますます<心>の問題(いわゆる≪ソフトウェア≫の仕事)に注目が集まっています。「病は気から」と言われる通り、<身体>は<心>と密接につながっています。
<心>に問題が生じ、それが引き金となって<身体>に害を及ぼすこと、あるいはそのまったく逆の現象が起こることに、もはや疑いを持つ人は皆無でしょう。
この<心>に関わる仕事(つまり「心を癒す仕事」と言えるかもしれません)をリゾートホテルやフォトギャラリーの経営の中に見出し、それぞれすでに10年、20年と長い時間をかけて育成してきています。

≪ハード≫と≪ソフト≫のバランス、つまり<身体>と<心>の調和をより深く考えながら、人々の健康維持と向上に貢献する仕事を、高い倫理観を保持しつつ地道に継続してゆくこと、それが私たちの大事な使命と考えています。

2000年6月
株式会社 佐多商会※1
株式会社 東機貿
代表取締役社長 佐多保彦※2

※1. 株式会社 佐多商会はTKBグループのホールディングカンパニーであり、2013年4月に社名を株式会社TKBに変更しています。

※2. この文章は、佐多保彦が1981年1月に表明した「私の使命」という文書を基にして記されました。「私の使命」は、TKBグループの基本的な指針として現在でも大切にされています。

 
 
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